そもそも、M5を購入したきっかけは、メインで使用していたZ1Cのバッテリがやばくなっていた為で、Z1Cの代替が必要だったからなわけですが、「だったらM4でいいんじゃね?」というツッコミはなしでお願いします。
で、Z1Cの症状はSOCがまだまだ余裕がある(70%とか)のに突然シャットダウンするという事象が発生。
色々調べてみたところ、電力消費の大きい処理をするとバッテリ電圧が急激に落ちた時にシャットダウンするらしいことが判明。
バッテリの劣化による容量低下により、電圧降下が起きた模様。
バッテリ電圧のチェックにはこちらのアプリを使用。
https://play.google.com/store/apps/details?id=ch.smalltech.battery.free&hl=ja
で、バッテリの交換手順に関しては、先人の動画やブログがあるので、そちらを参考にしてください。(適当)
参考にしたサイト
[SO-04F] Xperia A2のバックカバーを剥がしてみる
http://blog.livedoor.jp/cn221283/archives/51174839.html
Sony Xperia Z1 Compact Teardown
https://youtu.be/LAutRUkpTI4
https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=_G6aSZgKUfI
とはいっても、自分の備忘録の為にも、ざっくりと手順やら写真やらを以下に…。
1.使用した道具類
・ドライヤー
あるいはヒートガンを使ってバックカバーを固定しているシーリング材を熱で柔らかくするために使います。
使用したドライヤーは600W。
・レバー式吸盤フック
レバーを倒すと、空気が抜けて密着するタイプ。バックカバーをはずす際に使います。
・ピック
これも、バックカバーをはずす際に使います。吸盤フックでバックカバーを引っ張って、空いた隙間に、ピックを刺してこじあけます。
・綿棒とウェットティッシュ
バックカバーを外した後、内部の清掃に使用します。
・ピンセット
バッテリの交換時にあると便利です。
・精密ドライバ+
バッテリを+ネジで筐体に取り付けている個所が一か所あります。
写真のような精密ドライバより、力が入りやすくかつ、先端がちゃんとしたドライバがいいでしょう。
・カッター
NFCアンテナをバッテリから外す際に使用。
2.交換手順
(1)バックパネルの周囲をドライヤーあるいはヒートガンで温めます。
動画の感じや自分で体感した感じからしても、温めたのち手で触れる程度でいいような気がしました。
(2)バックパネルに吸盤をあてて、バックパネルを引っ張ります。このとき、バックパネル上部側にすきまをあけ、そこにピックを刺したいので、吸盤の位置は上部よりに配置します。
(3)バックパネルと筐体の間に差し込んだピックをつかって、前述の動画のようにピックを使ってこじ開けていきます。この時、焦らずゆっくりと上部から下部に向かって周囲のパッキングを剥がすようにスライドさせていき(この辺は本当に動画を見てほしい)ます。
(4)難関は下部の接着面積が広いところ。(下図参照)ここを突破できれば80%(当社比)できたようなもの。
(5)バックパネルをはがしたらバッテリの左上にバッテリ固定用のネジがあり、これをはずします。
(6)バッテリの左下のコネクタをピンセットなどではずします。
外した状態が下図の写真。
(7)フレームの隅に埃などのごみが付着していたので、ウェットティッシュと綿棒を使用して清掃。
下図の左が新しいバッテリ、右が外したバッテリ。写真ではわかりにくいのですが、あきらかに膨張しています。(右側のバッテリのコネクタ横の白く反射しているところが、膨張したことによって曲面になっている。)
(7)唯一、動画になかったのがこの部分。
NFCのアンテナを白いシールごとバッテリから剥がします。
本当はNFCのアンテナのみ剥がした方がいいんでしょうが剥がしにくかったので…。
(8)カッターでシールの余分な部分をカットし、そのままバッテリに張り付けました。
(9)あとは逆の手順でバッテリとバックパネルをセット。
本当はシーリング材とかを剥がしてきれいな状態にして接着した方がいいのかもしれませんが
そのままバックパネルを張りました。
(10)電源を接続したところ、53%ありました。そのまま充電。
(11)そのまま、満充電した結果が下図のグラフ。
交換前のバッテリと比較すると緩やかに電圧が上昇しており、正常なバッテリの挙動を示している。