2010年3月12日金曜日

簡易ギプス

剥離骨折の疑いがあったことからギプスをすることになった。ギプスというと、ガチガチに固められて、風呂も入れず、治った頃を見計らって、電動カッターで切り開くといったイメージがあり、ギプスか、どうやって会社に行けばいいんだ(そこか?)と気が重くなった。

しかし、物療士の方が取り出してきたのは、一枚のシート状の物。表面は、やわらかくて、クッション性のある素材でできており、それを、僕の足にあてて、形状をあわせていく。どうやら、この製品は、開封直後は自由に変形することができ、時間が経過すると硬化するタイプの素材でできているようだ。あとで、中を見てみたら、グラスファイバー製の素材のようだ。それを、包帯でグルグル巻いてできあがり。
これなら、自分でとりはずしができるし、会社にも行きやすそうだ。(やっぱりそこか)

製品名は把握できなかったが、このページにあるライトスプリントという製品がイメージ的には一番近い。

Wikipediaでギプスについて調べると、最近では昔ながらの石膏タイプよりも、水硬性樹脂や熱可塑性樹脂が多くなってきているそうだ。今回のギプスはこの水硬性樹脂のようだ。

2010年3月10日水曜日

クリニックに行く(その3)

どうやら物療士の見立てによると、医師の診断とは180度異なり、捻挫よりも剥離骨折の疑いが高いとのことであった。それにしても、どうも、担当医より担当物療士のほうが頼りになりそうなのはいかがなものか...。
結局、物療師の判断が優先され、否応なくギプスをはめることになる。....(つづく)

2010年3月8日月曜日

クリニックに行く(その2)

診察を受けた結果では捻挫の疑いが最も高いということだったが、どうにも、レントゲン写真が気になっていた。が、専門家の判断だろうから、間違いはあるまいという意識がどこかで働いていたのだろう。そうか、捻挫か...とぐらいにしかその時には思っていなかった。
診察を受けた後、物療室という大部屋に行くよう指示される。物療室の「物療」とは物理療法の略で、物理療法士による、診察後の患部の処置や、リハビリを行ったりする場所である。
しばし、待たされた後、僕の順番になると、物療士二人がPCのモニタを見ながらしきりに討議している。このクリニックは、電子カルテが採用されており、患者のカルテ・レントゲン結果を診察室だけでなく、クリニックの各所で閲覧することができる。
むう。いったい、何を悩んでいるんだ?....(つづく)